生理について

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生理について

女性に生まれたからには必ずついてくるのが「生理」です。特に、妊娠したいと思っている女性はこの生理に関するトラブルが原因で不妊を引き起こしてしまう場合も。
妊娠したいと思っている女性でもそうでない場合にも、とても大事な生理についてしっかりした知識を身につけていきましょう。

生理ってなに?

まず、女性の体と言うのは妊娠や出産によって子孫を残すことができるよう、ある一定の生体リズムを持っています。
ホルモンの働きによって排卵し、その卵子が子宮にやってくるための準備をします。子宮内膜は、やってきた卵子を受け止めるために厚くなってまるでベッドのような状態になります。
このとき、受精しなかった場合にはこの分厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて、体の外へと出ていくのですが、これがいわゆる「生理」なのです。

このリズムの間、女性の体はホルモンの働きで体温が変動します。ですから、通常通り排卵や生理が来ているなら高温期と低温期がはっきりとわかるのです。

正常な生理って?

生理、とは言っても「量が多い」「期間が長い」など本当に人それぞれ。あくまで一般的ではありますが、正常な生理というのはどういったものなのか、自分の生理がどうなのかな?ということと一緒に見ていってください。

まず妊娠するためには、正常に生理がきていることが望まれますね。

<周期>
生理は一般的に25日から38日に一度起こっていれば正常と言えます。生理が始まった日が1日目で、次の生理が始まる前日までの期間が生理周期です。
この周期ですが、体調を崩したりストレスを受けてしまうことによって変動してしまいがち。2〜3日程度の差はよくあることで問題ありません。ちなみに、生理の最も理想的な周期は28日だと言われています。

<期間>
だいたい1回の生理で3〜7日ほど出血が続きます。2日など極端に短かったり、逆に1週間以上だらだら続く場合は注意。

<排卵日>
一般的に言われているのは、生理が始まってから約2週間後に排卵日がありますが、これは個人差があります。

<出血量>
最も多い日で、2時間に1度ナプキンを取り替えるくらいなら大丈夫。生理の出血量というのは約50gから180gだと言われていますが、なかなか量を測るのは難しいですよね。
夜用ナプキンを付けていても漏れてしまう、ずっと出血量が多いという状態が続くときは、婦人科を受診して相談してみましょう。

<生理痛>
軽い痛みなら問題ありませんが、以前よりもひどくなってきた、動けないほど痛むという場合には子宮内膜症などの可能性がありますから医師に相談してみてください。

<血液>
子宮内膜が剥がれている状態なので真っ赤な鮮血、ではなく赤茶っぽい色をしているのが特徴です。

辛い生理痛の原因って?

人によって動けないほど痛みを伴うこともある生理痛。この原因ですが、ストレスなど精神的なものからくるものもあれば子宮内膜症や不妊の原因にもなり兼ねない病気の影響もあることも。
毎月生理痛がひどい…という人はチェックしてみてください。

生理のときに起こる痛みを総称して「生理痛」と言います。よく聞かれるのは下腹部の痛み、腰の痛みですが、人によっては吐き気や頭痛がするという人も少なくありません。
痛む時期もまちまちで、出血量の多いときに痛みも増すという方や、生理前から痛む人もいます。
また、少し休憩しながらなら家事ができる、まったく横になっていないといけないくらい痛むなど、程度の軽い人から生活に支障をきたしてしまう人までさまざまです。

では、生理痛の主な原因ですが、まず精神的な原因から見ていきましょう。
精神的なストレスを感じると交感神経が働いて、体が緊張状態になってしまいます。それによって血管や筋肉が収縮するせいで血液が行き渡りにくくなり、体は酸欠状態になって生理痛が起こってしまいます。
また、思春期など生理が安定しない時期に生理痛に悩まされた方の中には、生理痛に対して過敏になっている方も。それと同様に、人工中絶を行ったことのある方はそれが原因で生理痛がひどくなっているのではないかなど悩んでしまい、ストレスになる場合も。

また、ホルモンの過剰分泌や子宮の病気(子宮内膜症や子宮筋腫)が原因の場合だと、市販の鎮痛剤が効かないほどの痛みを伴うことも。
おかしいな、と思ったら医師に相談するように心がけましょう。

そして、生活習慣も大事です。冷えは女性の大敵と言いますが、体を冷やす食べ物や冷たい飲み物ばかりを摂っていると内臓が冷えてしまい、血行が悪くなって生理痛が起こりやすくなります。
食べ物の場合はカルシウム不足・マグネシウム不足でも生理痛が起きやすいと言われているので注意してください。また、生理痛がひどい方はカフェインや生野菜など体を冷やすものは避けておくとベター。
逆に摂取すると良いのは、大豆やアーモンドなど女性ホルモンに似た働きをもつ「エストロゲン」が含まれた食べ物です。生理痛で悩んでいるという方は、ぜひ試してみてくださいね。

生理中を快適に過ごすために

生理中の体はとってもデリケート。この期間を少しでも快適に過ごすことができるよう、どういったことをすれば良いのでしょうか?

まずは、体を温かくすること。血行を良くすることで生理痛を和らげることができます。
体を締め付けるようなタイトなジーンズや、ぴっちりとした下着などは避けた方が良いでしょう。
次に、しっかりお風呂に浸かって身体を温めましょう。生理中の入浴は家族への配慮も必要となりますが、体はぐんと楽になります。体を清潔に保つこともできますし、体が温まって生理痛も和らぎます。

そして、適度な運動を。ウォーキングなどは簡単に行うことができますし、血行を良くすることができて運動不足を解消することができ、気分転換にもつながります。

最後に、市販の鎮痛剤をよく服用しているという人がいますが、あまり頼りすぎないように注意しましょう。あまりよく服用し続けていると、いざ本当に辛いときに効き目が弱まってしまうことも。
鎮痛剤を飲んでもまったく生理痛が治まらないという場合には、子宮内膜症である可能性が高いのでこちらも注意しておきましょう。

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