妊娠3ヶ月の症状の変化や気になる事

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妊娠3ヶ月の症状の変化や気になる事

妊娠3ヶ月になると胎芽と呼ばれていた赤ちゃんも妊娠8週から「胎児」と呼ばれるようになり、手足が発達し頭、胴、足の3頭身になってきます。ママはまだ感じることができませんが体を2つ折りにしたり、上体を前にかがめたり伸ばしたり、活発に体を動かし始めます。

妊娠3ヶ月(7~ 9週ごろ)に、つわりが最もひどくなるママが多いようです。吐きけや嘔吐で食べ物を受け付けない症状が目立ちますが、食べ物の好みが変わったり、生つばがたくさん出たりすることもあります。症状が重いときは我慢せずに受診しましょう。妊娠3カ月末には胎盤のもと力つくられ始めます。ママの体から酸素や栄養が胎盤を通して赤ちゃんに届くようになるのは、もうすぐです。

妊娠3ヶ月目の母親の体の変化

つわりがピークに子宮は握りこふし大になります
●妊娠11週のころ、子宮は握りこぶし大ぐらいの大きさに。
●子宮が大きくなるときに、子宮の筋肉が引っ張っぱるため、足のつけ根の靱帯が痛むことも。
●ホルモンの影響や子宮の腸への圧迫で便秘になるママも。
●つわりの症状は今がピーク。
●まだ胎盤が完成していません。無理は禁物。下腹部の痛み、出血があったら受診を。

妊娠3ヶ月目の赤ちゃんの体の変化

胎芽から胎児になり完成した器官が動き出す
頭殿長 約47mm
体重 約30g
(妊娠11週末ごろの赤ちゃん)

●生物の赤ちゃんである胎芽から、ヒトの赤ちゃんである胎児と呼ばれるようになります。
●しっぽは完全になくなり頭、足、胴が発達して3頭身に。
●まぶたや唇、歯のもとになる歯胚などができてきます。
●手足の指が分かれ、つめが生え始めます。
●肝臓、胃、腎臓などが働きだし、赤ちゃんは羊水を飲み、尿を排泄し始めます。

妊娠3ヶ月目のチェックポイント

①頭・胴・手足の区別がつくようになる
②頭殿長を測り、妊娠週数・出産予定日を算出
③胎盤のできる部分に厚みが出てくる
④心拍のリズムを確認できる
⑤11週ごろから骨の成長を確認する

胎盤の基礎が見えて、へその緒が伸びています

超音波写真の中に+印がついているのは頭殿長を計測しているためです。胎盤となる部分が厚くなつてきて、臍帯(へその緒)と赤ちゃんがつながっていますね。このとき卵黄嚢(らんおうのう)なども一緒に見ることができます。

双子の場合は2人それぞれの部屋がある

卵膜と胎盤をそれぞれ別に持つ「二絨毛膜二羊膜」の双子ちゃんです。このタイプは栄養や酸素の供給が比較的安定しています。今後の超音波検査で、双子の赤ちゃんが同じように発育しているかなどを確認していきます。

妊娠3ヶ月の11週頃から3Dでは手足が確認できる頃
妊娠2ヶ月の11頃から手足かはつきりわかりますね。この時期にはおでこか前に出て、頬もでき、鼻の先や下あごもできてくるので、顔立ちが整つてきます。胎盤の基礎になる部分もしっかりしてきます。

超音波写真の見方を確認しよう

超音波写真のわきに表示されている記号や数字は、赤ちゃんの成長を知る上で大切な情報です たとえば、妊娠11週ごろまではCRL(頭殿長)、それ以降はBPD(児頭大横径)、妊娠末期はFL(大腿骨長)の測定値から、妊娠週数や分娩予定日を算出します。

GS(胎嚢(たいのう)の大きさ)
妊娠初期に赤ちゃんが入っている胎嚢(たいのう)という袋の大きさを表します、胎嚢(たいのう)が子宮内にあり、心拍が確認されれば正常な妊娠です。

CRL(頭殿長)
胎児の頭からおしりまでの長さ。妊娠3ヶ月(9〜11週)ごろは胎児の発育の個人差が少ないので、妊娠週数や分娩予定日の算出に使います。

BPD(児頭大横径)
頭の左右のいちはん長い部分の直径。妊娠12~15週ごろは週数や予定日の算出それ以降は胎児の発育を調べるために使います。

FL(大腿骨長)
太ももの骨の長さのこと。この骨は靭帯で一番長い骨で、頭の左右の長さ(BPD)とともに胎児の成長をチェックしていきます。

APTD(腹部前後径)
おなかの前後の長さのこと。頭の直径(BPD)大腿骨の長さ(FL)おなかの横幅(TTD)とともに推定体重の測定に使います。

TTD(腹部横径)
おなかの横幅のことで、妊娠20週ごろにおなかの前後の長さ(APTD)と併せて腹部の発育具合をチェックするときに使います。

FTA(腹部躯幹面積)
おなかの断面の面積のことを指します。APTDやTTDを測定する代わりに これを測定して腹部の発育具合を調べます。

つわりがビークになるころです症状に合わせた対策を

つわりとひと口に一言っても、症状は人それぞれです。吐きづわりのママは無理に食べようとせず、食べたいものを食べたいときに食べましょう。食べていないと気分が悪い食べづわりのママは、1日の食事量を5〜6回に分けて少量ずつ食べましょう。つわりがまったくないママは食べすぎに注意し、この時期から栄養バランスを考えた食事と体重管理を心がけましょう。
つわりが続くと、おなかの赤ちゃんへの栄養小足を心配する人が多いようですが、よほどひどいつわりでない限り、ママの体に蓄積されている栄養分でカバーできます。赤ちやんにもちゃんと栄養は届いています。

つわりを和らげる過ごし方をしよう

①食べられるものをたべましょう
栄養のことは考えずに食べられるものを食べて。あっさりして水分が多いものがおすすめ。

②のどごしのいいものを用意
果物を冷やしたり凍らせてシャーベットにしたりすると、口にしやすくなります。

③眠れるだけ眠りましょう
眠いときは、時間が許す限り体を休め、ストレスを遠ざけましょう。

④家に閉じこもらず外の空気を吸いましょう
家の中はかりでは気分がめいってしまいます。疲れない程度に外出するのもおすすめです。

つわりの時こそパパの支え

つわりの時こそ妻への思いやりを忘れずに
つわりのつらさは、経験したママでないとわからないかもしれません。「妻はお好み焼きが大好物なので、買って帰つたんです。ところが、いらないって投げつけたんですよ。離婚寸前の大げんかになりました」と、これはパパのサポートが裏目に出た例。妊娠前まで大好物だったものが妊娠期間、とくにつわりの時期はまつたく受け付けないこともあります。しかも妻の精神的なストレスはたまりがち。妻の心と体の状態をよく見極めた対応が必要です。

パパも仕事の疲れを抱えての帰宅ですから、「僕だって疲れている」「こっちこそねぎらつてほしい」気持ちがあるでしょう。でも、まずはパパからママヘ、優しい言葉を投げかけてください。そうすれば、ママもパパこそお疲れさま。ありがとう」の気持ちが膨らみますよ。

つわりのときにパパにしてもらって嬉しかったこと

1位 背中や肩のマッサージ
2位 1人で食事し出動するなど、自立した生活姿勢
3位 掃除・洗濯・ごみ出しなど家事全般
4位 優しい言葉がけ
5位 定時に帰宅してくれること

妊娠3ヶ月目の生活や食事のポイント

母子健康手帳は親子の健康記録です

妊娠と診断されたら、市町村役場や区役所、保健センターなどで母子健康手帳をもらいましょう。赤ちゃん1人につき1冊ですから、双子の場合は2冊申請します。

ママの旦犬口が悪いときは、パパが妊娠届出書を提奄すれば、受け取ることができます。妊娠届出書は産院で書いてもらう場合と、自治体の窓口で自分で書く場合があります。自治体によっては代理人の身分証明書や印鑑が必要になることもあるので、事前に問い合わせて確認したほうがいいでしょう。

母子健康手帳は検査の所見などを記入しますから、健診のときは必ず持参します。なんらかのトラブルにあうなどでかかりつけ医以外の医師の診察を受ける場合もあるため、外出時は持ち歩きましょう。

また、子どもの予防接種の記録やかかった病気など、出産後も大切な健康記録になります。紛失したときは再交付を受けられますが、きちんと保管しましょう。

自宅安静の場合は医師の指示に従いましょう
妊娠初期に起こりやすいトラブルの一つに切迫流産があります。切迫流産とは、出血やおなかの張り。痛みなどがあっても、赤ちゃんの心拍が確認できて、妊娠継続が可能な状態をいいます。今は、超音波検査で早期に確認できるようになったため、流産かどうかの診断が正確に早くできるようになりました。気になる症状があったら、すぐに産院を受診しましょう。

切迫流産と診断されたら、安静が第一です。自宅安静の場合、トイレや入浴、食事、家事、外出など、どの程度の安静が必要かは、主治医に具体的な指示を仰ぎましょう。また、安静の指不が出ている間は、セックスは控えましょう。

 icon-arrow-circle-right 1ページでわかる「妊娠初期」と「妊娠初期症状」

  妊娠3ヶ月目のQ&A

Q.妊娠中の引っ越し母子手帳は移転先で新しくする?
A.転居前の自治体から発行したものを使う

内容は基本的に全国共通なので、今まで使っていたもので構いません。住民票を移動するときに、各市区町村の母子保健担当窓口に行って転居したことを伝え、保健サービスについて説明を受けましょう。

Q.つわりで食欲がないサプリメントでもよい?
A.サプリメントだけに頼らないように

栄養は食事からとることを基本にしましょう。サプリメントは補助的に使用します。ビタミンAは妊娠初期にとりすぎると赤ちゃんに影響をおよばすことがあるので、サプリメントで多量にとらないように注意しましょう。

Q.妊娠してから口臭が気になるようになった
A.食後は本を飲んだけ、よくかんで食へるように

妊娠中はホルモンバランスの関係で、生理的に唾液の分泌量が減り、口の中が酸性になりやすい傾向が。虫歯菌や歯周病菌が増えやすく、歯垢ができると口臭の原因になります。食後に歯磨きやうがいをするなど、口臭予防を心がけましょう。

Q.つわりがあまりないのでスポーツジムにいってもいい?
A.妊娠していることを自覚し、体をいたわって行動しましょう

妊娠初期の体は不安定ですから、体調の落ち着く妊娠15〜16週ぐらいまで待ちましょう。マタニティスイミングやマタニティエアロビクスなど、妊娠中に可能なスポーツを、医師の許可を得てから楽しんでください。

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