妊娠生活の1/3が過ぎ、ママの体も妊娠とう状態に慣れ、ひと息つけるときです。つわりが治まり、食欲も増してくるでしょう。この時期に注意したいのは、体唾勁増えすぎないようにすること。織な体重増加はママの体に負担をかける上に、妊娠高血圧症候群など、妊娠期待有の病気の原因にもなります。食事は「良質のものをバランスよく食べる」ように心がけましょう。
この時期になると胎盤が形成されて、赤ちゃんとママはへその緒でしっかり結ばれます。赤ちゃんの成長のために、ママはリラックスを心がけ、酸素や栄養をたっぷり送ってあげたいですね。

妊娠4ヶ月目の母親の体の変化

胎盤が成熟しできました。おなかも膨らみ始めます
●子宮は幼児の頭大ぐらいになり、おなかのふくらみが外からもわかるようになります。
●子宮が骨盤の下のほうへ下がるため、膀洸への圧迫が増し頻尿になることもありま丸
●胎盤が形成されてきました。
●ほとんどのママはつわりが治まってきます。
●基礎体温が下がり、体のだるさが取れてきます。

妊娠4ヶ月目の赤ちゃんの体の変化

体、手足の骨、筋肉が発達して、手足を動かすようになる
身長 約16cm
体重 約100g
(妊娠15週末ごろの赤ちゃん)

●器官の形成が終わり、これからは体や手足の骨や筋肉などが発達していきます。
●羊水の量が増え、その中で手足を動かすようになります。
●へその緒を通して栄養をもらうようになります。
●皮膚は不透明で厚くなります。
●男女の外性器ができます。
●目は閉じていますが、顔には胎毛も生え始め、口は開けたり閉じたりしています。

妊娠4ヶ月目のチェックポイント

①骨の成長を確認する
②児頭大横径から妊娠週数を確認する
③胎盤の形態がほぼ完成する
④手足の発達を確認
⑤内臓器官の発達をチェックする

血液の流れがしっかりわかるようになる

妊娠4ヶ月目のころには超音波で胎児の心臓の血液がしっかり流れているのが確認できる頃です。写真には赤ちゃんの頭と体が見え、血液が胎児の体を循環しているのがわかります。

おなかの中でスヤスヤしている様子が分かる

横を向いて足を仲ばし、寝そべっている姿の赤ちゃんの様子が見られるかも。妊娠4ヶ月(12週ごろ)にはひぎを曲げたり、腕を曲げたりしている様子も見られるようになります。

臍帯(へその緒)がくっきりと見えます

ママと赤ちゃんを結ぶへその緒がしっかり見えます。妊娠4ヶ月(14~15週ごろ)、赤ちゃんの命綱ともいえる胎盤が完成すると、発育のスピードが加速します。

妊娠4ヶ月目の生活や食事のポイント

食欲が増す時期。食生活の見直しを

つわりが終わったら、本格的な体重管理を始めましょう。毎日食べたものをノートに書き出して、食べすぎや栄養の偏りをチェツクするのも一案です。食事の傾向が把握できたら、たりないものを補いましょう。

鉄欠乏性貧血に注意しましょう

妊娠中はおなかの赤ちゃんや胎盤を成長させるために、通常より多くの鉄分が必要です。私たちの体の中には鉄分が蓄えられていますが、もともこ貯蔵鉄が少なかつた人は、妊娠中に「鉄欠乏性貧血」になりやすいので注意しましょう。奎卜の貧血を改善する食べ合わせを参考に、鉄分アップを心がけてください。

マタニティ下着やウエアの準備を

バストやヒップがふっくらとしてきたら、そろそろマタニティ用の下着やウエアを準備しましょう。ブラジャーは産後の授乳期までに平均2〜3カップ、サイズがアップします。

乳腺の発達を妨げないゆったりしデザインで、バスト全体を支えるタイプがおすすめ。布地に伸縮性があり、微妙なサイズの変化に対応できるタイプだと便利です。ショーツはウエストのゴムなどで調節できるタイプが一般的です。妊娠中は汗やおりものが多くなるので、通気性と吸湿性のいい素材を選びましょう。

ウエアは、パンツ派ならウエストがリブ編みになっていてスリムなシルエットのデニムパンツがおすすめ。トップスはAラインのデザインでおなかをカバーしましょう。スカート派はひざ丈を選ぶと、スパッツの併用など、コープネートの幅が広がります。

妊娠線を予防しましょう

おなかの皮膚が伸びについていけず、妊娠線ができることがあります。予防のために急激を体重増加に注意しましょう。マッサージは子宮に刺激を与えないようにやさしく。

①おなかの中心から外側に向かい、手のひらでゆっくり10回くらいなでます。おなかが張るときはすぐに中止しましょう。

②下腹部から上腹部に向かって手のひら全体でゆっくり10回くらいなでます。力を入れすぎず、やさしくなでましょう。

③おへそのまわりを時計回りに、手のひら全体でゆっくり10回くらいなでます。毎日続けると血行がよくなります。

妊娠4ヶ月目のパパの心得

トップ5は下の結果になりました。1位の「たばこ」は、パパの煙を吸うだけで、ママ自身が吸つているのと同じかそれ以上の悪影響を受ける可能性があります。たばこはおなかの赤ちゃんに百害あって一利なし。パパも禁煙するのがベストです。

2位の残業は、仕事と称しての飲み会も含まれています。「つき合いだからといって、携帯電話のつながらないお店に行ったり、朝帰りしたりで、頭にきた!」飲み会から帰った深夜に起こされ、お酒臭くて気持ちが悪くなった」などの声も。早めの帰宅が難しいパパは、居場所だけでも明らかにして、ママのことを気づかってください。

妊娠中、パバにやめてほしかったことTOP5
1位 たばこ(節煙・禁煙して)
2位 残業(早く帰ってきて)
3位 心ない言動
4位 ママ任せ(お産方法、育児用品選び)
5位 激しいH(私の気持ちと体を思いやって)

 icon-arrow-circle-right 1ページでわかる「妊娠初期」と「妊娠初期症状」

  妊娠4ヶ月目のQ&A

Q.牛乳のとりすぎは赤ちゃんがアトピーになる?
A.妊娠中の食べ物ではアトピーに影響しないのが定説です。

妊娠中の食べ物はアトピーに影響しない、というのが最近の定説です。卵や牛乳はタンパク質や鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれていますから、バランスよくとるようにしましょう。

Q.鉄剤を飲むと胃がムカムカしますが飲み続ける?
A.内服薬が第一の選択ですが、注射に替える方法もあります

鉄剤を飲むと、人によっては便秘や下痢をしたり、胃が荒れて炎症を起こすことがあります。胃薬を併用したり、錠剤をやめて注射に替えてもらう方法もあります。主治医に相談してみましょう。

Q.妊娠前から腰痛があるのですが悪化が気になる
A.補助ベルトやハネルつきのガードルを試してみましょう

おなかが大きくなると、重いものを抱えているのと同じように腰に負担がかります。腰痛のある人は、上半身を少し高くして寝たり、補助ベルトやパネルつきのガ!ドルを使うと痛みが少し軽減される場合があるので、試してみてください。

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