妊娠2週目は0週〜1週目の頃に出会った精子と卵子が受精卵になるころです。体の中では受精卵がある状態ではありますがこの後卵管を通って子宮内膜に着床をする事ができると妊娠ということになります。
まだ着床をしていない状態である妊娠2週目のころは妊娠超初期と呼ばれる時期にあたりますが、その中でも着床が行われていない状況では体調の変化などはおこりません。

今回のテーマ
妊娠2週目

妊娠2週目は受精卵が成長をし子宮へと向かう頃

基礎体温等を付けている方なら妊娠2週目の頃は排卵日に近い日にあたります。基礎体温を付けている方ならかくにんはできますが、一般的に低体温期の後に高温期へ移行する頃です。

卵子の寿命は24時間程度となっていてその中でも受精する事ができる時間はさらに1/3の時間位しかありません。その間に精子と出会い受精卵となるのですが、その確率は妊娠しやすい時期と言われる時期でも10〜20%と言われています。
受精卵になって卵管を通りながら細胞分裂を行っている時期が妊娠2週目にあたります。まだ着床が行われた状況でないためママの体調の変化はありません。

受精卵が卵管を通り子宮内膜のところまでたどり着くには7日〜10日ほどと言われており。妊娠が成立する頃は妊娠3週という事になります。
着床が行われる時などに着床出血というおりものに少し血が混ざった変化等がおきる方もいらっしゃいます。これらを妊娠超初期症状とよばれることもあります。

妊娠2週目にはまだママに症状や変化などはない時期

妊娠2週目の頃はまだ着床が行われている状態ではないので、ママの体の変化は医学的にはおこりません。着床が行われると元々、人にある免疫機能が働きかけますが、受精卵に対しては初期妊娠因子と呼ばれる物質が体内で分泌され受精卵を認識してくれます。
ただこの初期妊娠因子が発生されても医学的には体が何か妊娠の兆候をあらわすことはないとされています。
体の中では妊娠2週目でママにも自覚はないのですが着実に新しい命を授かる準備が始まっています。

妊娠2週目の受精卵になった瞬間に性別は決まっている!

一般的に映像や心拍数などの検査によって男女の性別判断が行われます。おおよそ24週以降から性別の判断が可能になっています。男女の性別を決める要因はX染色体とY染色体の組み合わせによって決まるもので男性は「X+Y」、女性は「X+X」の組み合わせによってきまります。
これは受精卵になるまさにその時の結びつき方で決まるものでその組み合わせが出会う事でおこります。

すぐに知りたいと考えているママもいらっしゃると思いますが、24週の頃までまって我が子の性別を楽しみに待ってみましょう。

妊娠2週の頃に気をつけてほしい事

妊娠の2週の頃は体の中では受精卵が成長をしている時期と書いていますが、その時期だからこそきを付けてほしいことというものがあります。
ママにはまだ体の変化や兆候が現れていない時期ではありますので妊娠を意識するには難しい鴨知れませんがこれは赤ちゃんを授かろうと考えているママ全員に意識してほしいことです。

妊娠2週に気にかけておきたいこと

妊娠週数では超初期の時期にあたる時期ですが、妊娠しているかもしれない時期に気をつけておきたいことがあります。
その一つとして出血があるのですが、どのような症状なのか確認しておきましょう。

妊娠初期症状
着床出血ってどんな症状?「いつ」「量」など

クラミジアの検査は必須!

クラミジアが引き起こす感染症はその特徴から妊娠をする段階にとても重大な影響を与えます。
まずクラミジアは性器から侵入するものです、男性からというものではなく性器を通して感染する恐れはどんなときでも起こりえます。
クラミジアは性器から体内へと侵入し受精卵が通過する卵管へと到達すると炎症をおこします。この事が原因で着床する妨げになり不妊の原因にもなっています。

妊娠2週目の頃にはちょうどこの卵管を通る時期ですので、非常に悩まさせる症状です。
この他にも、クラミジアに感染した状態で着床が行われても、その後の赤ちゃんの発育にも重大な問題が発生します。
妊娠初期の頃であれば前期破水を引き起こし流産になる原因になり、赤ちゃんが育っている状況であれば産道感染を起こし、新生児結膜炎や肺炎などで苦しめる事になります。

妊娠2週の頃にこの記事を掲載したのは特に関係のある時期であるという事ですが、妊娠してから後や妊娠前にクラミジアを発見する事がとても大事なことで、ママや赤ちゃんを苦しめ頭を悩ませる原因になっています。

2010年頃から若者の間で感染が広がっているものであるため、リスクを減らすためにもクラミジアの早期発見、早期治療を心がけましょう。

化学流産という症状を知る

妊娠期間中には流産というのは非常に悲しいのですが、命を授かる上で流産のリスクはつきものです。
流産にも、種類がいくつかあり、原因も様々あります。
今回は妊娠2週の頃に特に関係する化学流産というくくりで見てみましょう。
化学流産とは受精卵になった段階で染色体異常がおこった受精卵を体が受け付けない状況からおこると言われています。
実際には受精卵の45%がなんらかの染色体異常であるという結果がでており、ほぼ半分の状況でおこります。
化学流産という名前には流産という名前がついている事から強い腹痛や出血などの症状を想像してしまいますが、まだ着床が行われていない時期におこる流産のため体への変化や負担はほぼありません。

妊娠2週目はこれから先へとつながる時期

妊娠2週目の記事を呼んでいただいた方はわかっていただけたと思いますが。この妊娠2週目が受精卵が生まれ、これから子宮の中で育っていくかどうかの大事な時期です。

妊娠を意識されている時期でもあるため、これから生まれてくる赤ちゃんのための体の準備や心の準備を整える生活を心がけましょう。

次は妊娠3週目をみてみよう
妊娠3週目にはどんな症状や変化があるの?

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