妊娠5週目は妊娠2ヶ月目の第2週にあたります。この頃は妊娠検査薬などで妊娠したかな?と気になっている結果が出る頃です。この頃はホルモンのバランスの変化がおこり始めて色々な体調の変化を感じ始めているのではないでしょうか?
ここでは妊娠5週目能古ろのママの状態や赤ちゃんの状態などを紹介しています。
妊娠5週目
妊娠5週のママ
妊娠検査薬でもきちんとした結果が見えるころ
妊娠5週〜6週の頃になると妊娠検査薬にきちんとした反応が出る頃です。「hcgホルモン」の分泌も活発になり反応がでやすくなります。
生理予定日をきちんと付けている方ならこの頃は生理が1週間以上遅れている状態です。
この頃には微量の出血が見られる事もありこれは妊娠調初期症状の一つである「着床出血」がおこっている状態かもしれません。とくに問題ない場合は生理とは違い3日ほどで出血は治まります。
妊娠検査だけでは妊娠を確定する事は難しいので産婦人科で経膣超音波診断で「胎嚢(たいのう)」と心拍を確認する事で妊娠を確認するようにしましょう。
妊娠5週目は妊娠超初期症状が現れる頃
妊娠をすると体の中で分泌される様々なホルモンが変化をします。大量に分泌される事でママの体を妊娠期間を過ごせるようにそして無事出産できるように変化をさせます。
■妊娠超初期のころの主な体の変化
・下腹部痛
・体が熱い、熱っぽい
・体がだるい、眠い
・胸が張る、ちくちくする
・プロゲステロン(黄体ホルモン)
胎盤を形作る働き
胸が張る
眠くなりやすくなる
この頃から子宮まわりやお腹の周りでの変化が起こります、子宮の周りでは筋肉が増え伸び縮みが活発になります。この事で血液の循環料が増加する事によって子宮周りにある靭帯や子宮広間膜が引っ張られ、下腹部痛やお腹の張りを感じることが起こります。
つわりは妊娠5週頃から感じ始める人が多い
妊娠5週のころになると体の中で様々な変化がおこります。その症状がつわりがとして報告されていますが、とても個人差があるものなのです、実際に自覚できるほどつわりを感じる人も100%ではなく50%〜80%ほどの方がつわりを感じるようです。
つわりに関しては特設ページを開設していますのでそちらを参考にしてみてください。
情緒不安定になる事が多い
妊娠5週目の頃は何かと情緒不安定になりやすい頃といわれています。プロゲステロンという物質の分泌が活発に行われるようになり、今まで不安に思っていなかった事などが急に心配になったり、何かとやる気が起きなかったり、その事にイライラを起こしたりとします。自分でも我慢しすぎたりする人も多いのですが妊娠初期には起こりやすい症状です。パパにもこのような事がおこるかもしれない事を相談して置くと良いでしょう。
お腹の張りや頻尿、オナラなどが変化する
子宮がある場所がお腹のすぐちかくということもあり、妊娠をすると子宮周辺の変化が最も大きいです。お腹の周りにいきなり脂肪がつき始めたりお腹が圧迫されるような腹痛が起きたりと、それは子宮が大きくな理始めている事でこれまで起きなかった症状がおき、ガスがたまりやすくなったり、膀胱が圧迫されたりする事で生理現象にも変化が起こりやすい時期です。
妊娠5週の赤ちゃん
妊娠5週頃からエコー写真が楽しみになります
お腹の中に宿った赤ちゃんの大きさは約2〜5ミリほどでまだまだ小さいのですが、この頃は胎嚢という赤ちゃんが入る袋が作られており、赤ちゃんの状態は胎芽(たいが)と呼ばれる状態で育っています。
こんなに小さいのに心音や脈拍は始まっています。赤ちゃんの形はオタマジャクシのような形をしており、まだ人の形には似ていないのですが、これからおおきくなり妊娠10週の頃から「胎児」と呼ばれる状態になります。
最近の研究では、妊娠5週の頃はまだ、ママから栄養をもらっていない状態でこのあと臍帯(へその尾)がつくられママから栄養をもらう準備もこの時進んでいます。
妊娠5週目の赤ちゃんの体は色々な器官がつくられています口・目・耳などの顔のパーツ。
胃や腸、肺・膵臓・脳神経・大動脈などの体の中の器官も作られています。まだ見た目には何が何かわかりづらい時ではありますが、ここからどんどん成長していく準備をしています。
妊娠5週目の頃に気をつけておきたいこと
まったく油断できな時期の妊娠5週目
妊娠週数がまだまだ少ないこの時期は化学流産や子宮外妊娠の可能性があります。受精卵が作られ着床したもののそのまま子宮内膜からはがれて流産してしまう「化学流産」この原因は染色体に異常がある状態が主な原因でこれ以上成長できないと判断した場合などにおこります。
子宮外妊娠は卵巣から子宮へ向かう途中の卵管に着床してしまいおこる流産のことです。
困った事ではありますが、着床が行われた状態の後におこる流産のため妊娠検査薬では陽性の反応が出てしまう事も多く心配の原因になってしまいがちです。
この2つの流産は現在の医学では事前の対処法はなく自然にまかせた形になりますが、より早く現状を把握しておく事が大事なため陽性反応が出た場合や、もしかしたら流産してしまったかもしれないと自覚がある場合は産婦人科へすぐにご相談ください。
妊娠週数では超初期の時期にあたる時期ですが、妊娠しているかもしれない時期に気をつけておきたいことがあります。
その一つとして出血があるのですが、どのような症状なのか確認しておきましょう。
妊娠5週目は産婦人科や生む場所を探し始める
妊娠を確認する事ができたらまずは産婦人科に相談をしましょう。そこで妊娠の状態を確認する事が大事です。
妊娠の確認ができる5週のころから分娩ができる病院などを探しておく事がいいでしょう。現在ではホテルの様なサービスを行ってくれる産婦人科などもあり人気の場所はこのころから分娩の予約を行っていないと選べない場合があります。
まとめ
妊娠5週目のころから赤ちゃんを育てる準備が急速に始まっていくためママの体の中では妊娠超初期症状と呼ばれるものが現れます。
身体的にも不安定になりやすく、ホルモンのバランスも変化も活発なため情緒不安定になってイライラやストレスを感じやすくなります。
パパときちんと相談し自分の状況をわかってもらうことがお互いに過剰なストレスを感じずに進めていく事ができるでしょう。
次は妊娠6週目をみてみよう
妊娠6週目にはどんな症状や変化があるの?
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