12~18ヶ月の赤ちゃんの様子と離乳食の進め方

少しずつ大人と同じ食事に近づけていきましょう。とはいえ、いきなりかたさや大きさを変えるのは禁物。
18カ月ごろまでの半年間、食べる能力をじっくり育てていきましょう。

月齢の目安
お誕生日を過ぎるころには、自然に授乳量も減り、3回の離乳食をよく食べるようになってきます。バナナくらいのかたさのものを、しっかり歯ぐきでかんで食べている様子が見られたら12〜18カ月ごろの離乳食へ。

食べ方も食べる量も、個人差が大きく出る時期です。月齢だけで判断せず、食べ方や生活リズムも考慮してゆっくリステップアップしていきましょう。

体の発育
手先が器用になり、スプーンやフオークも少しずつ使えるようになります。ひとり歩きができるようになり、お食事タイムにじつとしていられなくなる子も増えてきます。食事の時間は座って食べることを、きちんと伝えていきましょう。

心の発育
個人差はありますが、「マンマ」「ワンワン」など意味のある言葉が出るように。言葉を発しなくても意味はかなりわかっていますから、「おいしいね」などの言葉をかけてコミュニケーションを。

舌や口の動き
舌や日がさらに思いどおりに動かせるようになるとともに、食べ物のかたさや大きさ、食感に合った食べ方を徐々に覚えていきます。さまざまな食べ物で、経験を積ませてあげましょう。

  離乳食のQ&A

Q.まだミルクを飲んでいますもう牛乳を飲ませてもいい?
A.哺乳瓶は卒業しましょう、一歳を過ぎれば牛乳OK

1歳を過ぎると、多くの赤ちゃんが離乳食からほとんどの栄養をとれるようになり、栄養補給の意味でのミルクはほぼ必要なくなります。まだ哺乳びんを使っているようなら、18カ月ごろまでには卒業し、ストローやコップで牛乳を飲ませてあげましょう。

Q.1歳を過ぎたら離乳食は終わり?大人と同じ食事でいいの?
A.離乳食の卒業は18ヶ月ころが目安です。大人よりやわらかく、薄味にしましょう。

大人の食事から取り分けたとしても、メニューとしては離乳食の延長線上と考えて。味つけは大人の倍以上に薄め、小さく、やわらかくしたものを与えるようにします。消化のよい薄味のものなら大人と一緒に食べられるようになりますよ。

Q.スプーンを使わず、手づかみばかり練習させたほうがいい?
A.無理強いせずに、少しずつ楽しみながら練習しましょう

遊び道具として振り回すだけなら、まだ時期が早いのかも。手づかみでもまだ十分な時期です。スプーンで食べたいという意志がある赤ちゃんなら、スプーンに食べ物をのせ、ママが手を添えて日に運んでも。上手にできたら、うんとほめてあげてくださぃ。

Q.食べる量が日によってものすごく違います。このままで大丈夫?
A.食べムラがあるのは自然なことです

食欲があったりなかったりするのはごく自然なことです。心配だからと無理強いしたり、お菓子を与えたりするのは考えもの。1週間にならしてだいたいとれているなら心配いりません。

Q.最近いつも「納豆ご飯」ばかり食べています
A.一時的なものでしょう工夫しながら見守りましょう

同じメニューにこだわる「ばっかり食べ」もこの時期は多いもの。あまり心配はいりません。大人が別のメニューをおいしそうに食べて見せたり、納豆には野菜や海藻を混ぜて様子を見ましょう。

Q.大人の食事から取り分けたら便秘気味になってしまいますどうすれば?
A.野菜や油、水分も十分補って

食べさせやすいからと、主食やタンパク源ばかり取り分けていませんか? ビタミン・ミネラル源でもある青菜や根菜などの野菜を油でいためたり、海藻なども加えても。汁ものなどで水分をとることも便秘予防になります。

Q.おやつにはどんなものを食べさせればいいの?
A.食事では取りきれない栄養を補いましょう

ごはんをあまり食べない赤ちゃんなら、いもやシリアルがおすすめ。乳製品や果物など、食事でとりきれなかったものを食べさせるといいでしょう。カルシウムや鉄分を補給するのも一つの方法。あくまでも食事に響かない程度の量を守るのがポイントです。

Q.スーパーのお惣菜でも大丈夫?
A.お店で手作りしているものは味を薄めてすこしだけにする

そのお店で手作りしているもので、なるべく添加物などの心配のないものを選んで少しだけにしましょう。煮ものの内側の味がしみていない部分や、ひじきの煮ものを軟飯に混ぜる程度にして、毎日与えるのは避けます。

Q.野菜嫌いなのですがどうすれば?
A.食べやすい野菜を使って調理法でくせを消す工夫

独特のにおいがあったり、繊維質の食感が苦手で、野菜を嫌う赤ちゃんは大勢います。青菜ならアクの少ない小松菜に替えたり、にんじんをかばちゃに替えるなど、食べやすい野菜を使いましょう。炒めものやシチューなど、お気に入りの調理法を見つけて。

Q.大人の食事から取り分けるときの注意点は?
A.薄味の状態で取り分けさらにやわらかくしてあげる

消化のよい素材を選び、味つけ前に取り分けるのが原則です。刺激物の入っていない煮ものなどは味つけ後に取り分けてもいいですが、その場合はだしや湯を加えてさらに煮て、味を薄めて。食べやすいように切り、やわらかく加熱します。