妊娠の仕組みについて学ぶ

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妊娠の仕組みについて学ぶ

とにもかくにも、妊娠したいと思ったらまずは妊娠の仕組みを知っておきましょう。
妊娠の仕組みを知るということは、妊娠するために産み分け方法やセックスの仕方、また不妊治療といった妊娠に関することの基礎を知ることです。
知っているという方も、再度確認しておさらいしておきましょう。

排卵のしくみって?

さて、まずは妊娠するにあたって重要な「排卵」から見ていきましょう。

「排卵」とは女性の卵巣から卵子が放出されること。
「射精」は女性の体内に男性の精子が放出されることを言います。

卵子は毎月十数個という、とても多くの数が成長をしています。が、1回の月経時に排卵される卵子というのは通常1個だけです。
生理が終わる頃にはそのひとつが主席卵胞となって、あとの卵子は変化して消えてしまいます。

この主席卵胞ですが、卵胞刺激ホルモンというホルモンによって成熟していき、再び次の生理が始まる約14日前になると排卵されるのにピッタリの成熟した卵子になります。
そして、卵子が十分に成熟したとわかると、排卵を促すホルモン(黄体形成ホルモンと言います)が分泌されて、また排卵が起こるというわけです。

受精のしくみって?

次に、受精のしくみです。

女性の膣内に精子が射精されると、その後約2時間をかけて子宮や卵管の中をどんどん泳いでいきます。
卵子の近くまでたどり着くことができる精子はわずか数百匹だけになり、とても激しい競争を勝ち抜いた精子だけが卵子と一緒になれるチャンスを持てるのです。

卵子というのは、精子にとってはとても頑丈で分厚い膜に覆われています。そのため、この膜を突き破って受精するには精子の先端にある「ヒアルロニデース」という特殊な酵素の力が必要です。
ですが、たった1匹の精子が持っているこの酵素量では、まったく卵子の膜を突破するのには力不足なのです。
ここでたくさんの精子が協力し合って卵子の膜にアタックしたあと、たった1匹の精子が卵子の中に入り込んで受精が完了するのです。受精すると卵子に膜ができ、他の精子が入ることはできません。

着床のしくみって?

そして、着床のしくみです。

精子の頑張りによって受精した卵子(受精卵と言います)は、約28時間で一番最初の細胞分裂を起こし、その後もずっと細胞分裂をしながら成長します。ちなみに、受精卵が細胞分裂を繰り返したものを「胚」と言います。

胚は細胞分裂を繰り返して育ちながら、子宮に向かって5日ほどかけてゆっくりゆっくりと進みます。
胚はさらに細胞分裂を繰り返し、「胚盤胞」と呼ばれる段階に成長します。

受精してから7日目になると、透明帯から胚盤胞が抜け出して子宮の上側にある子宮内膜にくっつきます。この子宮内膜にくっつくのがいわゆる「着床」です。

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